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奥塩原 新湯富士 スノーハイク
GPSによるコース記録と山行レポート
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雪の奥塩原、新湯富士・大沼園地 を周回

時期2009年3月2日
所要時間 4時間04分 = 2時間43分(歩行)+ 1時間21分(休憩)
行程 【温泉神社 8:43】-【10:08 三角点1184.1m 10:14】-
-【10:25 山頂標識1180m 10:30】-【11:37 大沼 11:39】-【【12:47 温泉神社】
登山口温泉神社:駐車5台/トイレなし
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コースマップ

新湯温泉から新湯富士・大沼園地

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温泉街
標高945m
湯荘白樺から脇道へ:新湯温泉街
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近くの奥塩原高原ホテルに前日泊ったので、そのままマイカーを置かせていただく。前夜降った春の淡雪で路面は濡れている。空はどんより小雪が舞う。 日塩もみじライン沿いの新湯「湯荘白樺」から脇道を入る。

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温泉神社入口
8:43=標高955m
温泉神社入口
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辺りは硫化水素のニオイがぷんぷん。すぐ先、爆裂火口の下に温泉神社がある。その入口付近に数台の駐車スペースがある。

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温泉神社
8:46=標高965m
温泉神社下にある祠の前をを通って
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凍った石段を登りつめると、突き当りに立派な社がある。ところがここは行き止まりで、すぐ下の祠の前を通って小橋を渡る。

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青い氷塊
8:50=標高970m
青い氷塊
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進んでいくと右手に盛り上がった青い氷塊が目にとまる。えも言われぬ何とも不思議な色合いだ。地下水でも滲み出たか。

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分岐
8:53=標高980m
分岐の道標:富士山へ

「塩原自然研究路」の標示板が立ち、古びているが道標や樹木の表記が行き届いている。青い氷塊のすぐ先には分岐があり、直進すればヨシ沼・大沼方面への近道だ。左折して新湯富士へ向かう。

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爆裂火口展望所
9:00=標高1005m
爆裂火口展望所
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新雪に覆われてはいるが夏道が分かる。5分ほど登ると、柵が設けられた「爆裂火口展望所」に着く。風向きによって、ときおり硫化水素臭が鼻をつく。

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爆裂火口展望所
9:24=標高1085m
道標:新湯0.8km/新湯富士0.9km
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標高1050mを超えるあたりから、新湯富士の北面に入る。それでも雪は少ない。10cmから多いところでも40cm程度。 北面でこの程度だから、ツボ足で十分いけそう。もはや無用となったスノーシューが重い。

登り行程のほぼ半分を示す道標にたどり着く。ここからクランク状に曲がって斜面をトラバースする。

標高1100m付近の北面は、樹木で見えないが火口があるらしい。「高原火口」の案内板がある。そこから10分ほどで窪地に着く。

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窪地道標
新湯富士0.4km
9:43=標高1110m
道標:新湯富士0.4km/新湯1.4km
急登がはじまる
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この窪地の上部はきょう一番の急登だ。おまけに凍っている。それに風の音がすごい。幸いなことにアスナロやミズナラの林に守られて、音の大きさほど風を体感しない。

地形図には三角点1184.1mが富士山と記される。雪で踏み跡はないが、夏道は三角点を通らず、山頂標識のある新湯富士へ伸びているはずだ。夏道から外れてわずか5分で三角点ピークに到達。

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新湯富士三角点
前黒山か
10:08=標高1184.1m
新湯富士の三角点
前黒山か:三角点から
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三角点は雪に埋もれ、脇に赤白ポールが立っている。とくに山名を示す標識はない。次いで東隣りの新湯富士へ向かう。同じような小ピークがポコポコあるし、踏み跡がないのでちょっと迷う。

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山頂標識
10:25=標高1180m
新湯富士と山頂標識があるが・・・

この山頂標識のある地点から、あらためて周囲を見渡すと、もっと高いピークが隣りにあるぞ。標高1180mと記されるが、等高線では1170mをやっと超える程度である。

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無名ピーク群
10:32=標高1175m
三角点ピークは無名ピークで隠れる
無名ピーク
山頂標識

ここに立って眺めてみると、三角点ピークのほかに、同じような高さで3峰ある。どれだって登るのに困難とは思えない。そのうちの最も低そうなピークに「新湯富士山頂 標高1180m」の標識を置いたのはなぜ?

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大沼
10:57=標高1130m
大沼が透けて見える

納得いかない山頂だけれど、三角点に登っておいて良かった。歩いたコースは夏道ではあるが、地形図のそれと相当にズレている。

凍結を見込んでアイゼンを付け、道標の示す大沼へ下山開始。雪が少なく隠れた岩に引っかかるため、数分でアイゼンを外す。南面に移って雪はさらに少ない。

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道標
11:21=標高1000m
道標:大沼0.4km/新湯3.6km
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無雪期なら岩だらけの塩原自然研究路も、今は雪のクッションがきいて歩きやすい。凍結もなく一気に下山する。まもなく新湯と大沼の分岐を示す道標である。

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大沼入口
11:25=標高966m
大沼の入口
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すぐ下には除雪された舗装路が見え、車が路肩にとめてある。ああ驚いた。ここまで車が通れて、駐車場まで使えるとは・・・

大沼に向かって塩原自然研究路を進む。車が通れるくらいだから、踏み跡はたくさんある。大沼では三脚を立てて寒風の中をがんばるカメラマンがいる。ときおり雪煙が舞ってよろけそう。

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大沼
新湯富士
11:38=標高960m
大沼
新湯富士
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* 写真の標高は GPSと地形図による推定

木道を歩く。大沼は結氷して渡れると、宿の人が言っていた。しかし湿原はわずかに水流が見えるし、大沼を歩く気になれない。

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ホテル
標高925m
奥塩原高原ホテル

新湯まで戻るには高度差60mを登り返さなければならない。雪の山道に入ってもいいが、より楽な車道を歩く。朝、小雪がちらついた空は快晴だ。車を置かせていただた宿に戻り、にごり湯で汗を流してから家路につく。