残雪4月の 磐梯山
GPSによるコース記録と山行レポート
LR
概要磐梯山:ヤブ漕ぎの先は行き止りだった
山行時期2015年4月24日/快晴
リベンジとして翌年の2016年4月20日に登頂
所要時間 4時間32分 = 3時間35分(歩行)+ 57分(休憩)--- 途中撤退
行程 【八方台 8:36】-【9:07 中ノ湯 跡 9:15】-【9:47 夏道合流 9:48】-
-【10:23 標高点1550m 10:23】-【10:28 行き止り 10:30】-
-【10:47 夏道再合流 10:47】-【11:17 撤退地点 11:28】-【13:08 八方台】
【経由地】以外の各区間で休憩 0-18分
登山口八方台:駐車30台/トイレあり・登山ポストあり
コースマップ

八方台から 磐梯山

LL L C R RR

登頂できずに途中で引き返した。こんな記録を載せないつもりでいたが、失敗レポだからこそ意味がありそうに思える。積雪期にこんなルートを再び選ばないために・・・


8:38=標高1195m尾根筋をいく
尾根筋
根まわり雪
8:44=標高1220m根まわり雪

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ゴールドラインの除雪開通を待って、八方台に乗りつける。私たちのほかにも数名のハイカーが山頂に向かうようだ。出発は午前8時36分。

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まだ1.5メートルほどの残雪だ。たっぷり雪があり、それでいてツボ足で歩ける。不要なスノーシューは車に置いていく。

ブナ林
8:59=標高1300mブナ林の向こうに大磐梯

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樹木を左右によけながら、尾根の頂点近くを選んで進む。天気はとてもいい。念のため日焼け止めを塗ってきた。

ブナ林の向こうに主峰の大磐梯が姿を現す。

中ノ湯
9:07=標高1315m中ノ湯から磐梯山

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樹林がきれて視界が開く。めざす磐梯山が青空をバックに姿を現す。眼下に現れた数棟の廃屋は中ノ湯だ。残雪期ルートは、中ノ湯に下りずに南側の尾根づたいに樹林帯を進む。

赤テープ
9:36=標高1420mはじめての赤テープ

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残雪が多くて夏道の痕跡は見つからない。ようやくブナに巻かれた新しい赤テープ。

私たちのコース取りは、尾根の頂点近くを進む。つまりは地理院地図の二点鎖線(郡市境界線)をなぞる。標高点1550を経由しながら、火口壁の頂点を辿りたい。

13:23=標高1540mヤブを抜けて稜線へ
稜線へ
稜線を進む
13:24=標高1540m稜線を進むが この先は行き止り

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このプラン、標高1490m付近で夏道に合流するまでは順調だった。標高点1550をめざして夏道を分けた以降は、残雪の上に密生するササと低木林との挌闘に変わる。

標高差50mのヤブ漕ぎに30分ほど費やす。やっとヤブを抜けて標高点1550直下の稜線にたどり着く。左側は爆裂火口だ。想像していた火口壁の稜線に出ることができた。

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さあ稜線づたいに進もう。磐梯山をめざして稜線を50mほど進む。

でもその先は、地理院地図でイメージする地形とかけ離れる。稜線はここで途切れて大きくそぎ落とされる。まるで断崖だ。

崖のような急斜面で下ることはできない。ほかを探るが、濃いヤブが続くばかり。往路を引き返さざるをえない。

ピンポイント

行き止り地点

夏道に戻り、トラバース帯を30分ほど進んで小休止。まだ午前11時半なのに、ヤブ漕ぎでスタミナを消耗した。そろそろ弘法清水に着く位置だが、なんだか戦意喪失。ここ標高1510m地点で撤退を決める。

地理院地図や航空写真を参考に今回のコース取りをプランした。標高点1550を通る稜線上に等高線や崩落は表現されていない。読図の誤りではないと思っているが・・・

とにかく実態は標高点1550を経て、弘法清水付近に連なる稜線は途中で寸断されていることが分かった。この失敗を糧に3度目の残雪期登頂のチャンスを待つ。

八方台に帰還は、13時08分。

* 標高は GPS測位と地理院地図による推定