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大雪山 お鉢巡り
GPSによるコース記録と山行レポート
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層雲峡から 大雪山 お鉢めぐり

時期2009年7月12日
所要時間 7時間26分 = 6時間29分(歩行)+ 57分(休憩)
行程 【山頂駅 6:43】-【8:01 黒岳 8:09】-【9:54 北海岳 9:57】-【10:40 間宮岳 10:40】-
-【11:36 北鎮分岐 11:36】-【13:05 黒岳 13:23】-【14:23 山頂駅】
登山口層雲峡ロープウエイ:駐車100台/トイレあり
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コースマップ
大雪山 日帰りコース
枠台
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枠2
枠3
3.大雪山 お鉢めぐり --- 黒岳 北海岳 間宮岳 北鎮岳を一周

黒岳から北海岳へ お鉢めぐり

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午前6時始発のゴンドラを乗り継いでも、山頂駅に着いて登山者名簿を書き込むと、出発は午前6時43分になる。黒岳の登りは、けっこう急坂でキツイ。それでも山頂まで1時間あまり辛抱すればいい。山頂付近と黒岳石室の一帯はまさにお花畑である。

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花1
ハクサンチドリ
花3
花4
花5
花6
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黒岳山頂
8:01=標高1984m
黒岳の山頂

その花を求めて遥かなる蝦夷まで足を伸ばすのだ。 二日ほど雨が続き、きょうは晴れた。以降のお天気は下り坂のため、晴れ間をねらうハイカーが多い。日曜日とも重なる。

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黒岳山頂2
8:10=標高1980m
北鎮岳に白鳥の雪形:黒岳山頂付近で
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黒岳に午前8時01分に到着。北鎮岳の東側に白鳥の雪形があると、ロープウェイのお嬢さんが言っていた。間宮岳や北海岳のお鉢がよく見える。

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間宮岳の上に旭岳
間宮岳の上に旭岳

私の目では分からないが、間宮岳の向こうに旭岳のテッペンが出るらしい。画像を一部拡大すると、まっ平らな間宮岳の奥に黒っぽいピークが確かに覗いている。これが旭岳。

エゾコザクラ
チングルマ

黒岳石室を左折して赤石川に向かって下りはじめる。チングルマや憧れのエゾコザクラとの嬉しいご対面。ここは高山植物が豊富。

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赤石川
8:40=標高1830m
赤石川を渡渉
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最低部に降りて赤石川を飛び石づたいに渡渉すると、割れた雪渓の側壁にスコップが備えてある。すでに階段が切り開かれており、雪渓の上に立つことができる。

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赤石川2
側壁にスコップが

ベンガラで描いたピンクの線上に踏み跡ができているが、雪解けや崩落の状況でコースは日々変わるだろう。

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北海沢の雪渓
8:53=標高1850m
北海沢の雪渓を行く
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赤石川のつぎは雪渓で埋まる北海沢をしばらくたどる。

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休憩スポット
9:22=標高1950m
休憩スポット:北鎮岳が正面に
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コースは尾根に移り、標高1950m付近で台地状となってベンチがふたつ置かれる。北鎮岳とお見合いする絶好の休憩スポット。先客でふさがっているので通過する。

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断崖の下
9:36=標高2040m
断崖を仰ぎながら
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断崖を仰ぎ見ながら巻くように高度を上げていくと、やがて北海岳に連なる主稜に乗る。

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北海岳
松田岳
雲が多くなった北海岳2149m
松田岳2136mにて

この辺りから、雲が多くなる。北海岳に着く頃にはピークが雲に隠れてしまう。道迷いをするような視界不良ではないが、展望を楽しむ歩くコースなので、ちょっと残念。

松田岳や間宮岳など標識がなければどこが最高点か分からない。まっ平らなのだ。

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北鎮岳と御鉢平
10:13=標高2085m
雲間の北鎮岳と御鉢平:松田岳のコルで
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起伏の少ない稜線を歩きながら移り変わる景色と花を愛でる。それが大雪山お鉢めぐりの魅力。雲が切れてつかの間の展望が開く。

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間宮岳をふり返る
11:07=標高2050m
間宮岳をふり返る:中岳分岐にて
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中岳分岐に着く頃、雲間に間宮岳が見える。しかし長続きはしない。

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雪渓部
11:39=標高2100m
細い通路ですれ違いにくい:雪渓の上部

北鎮分岐では北鎮岳がすっかり雲の中。分岐から往復たった30分であっても、何も見えない登頂はパス。

北鎮分岐のすぐ下から、高低差100m程度の雪渓が横たわる。上部はゆるやかだが降りていくほど斜度が増し、深いステップが掘られている。

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雪渓下部
11:53=標高2015m
ガスの中で行列:雪渓通過後に振り返る
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私たちは行列して登ってくるハイカーのために、片足だけのステップを切り、何回も脇によけて待機する。 登り優先と言えども、この状況では逆のような気がする。それも多勢に無勢・・・通過して振りかえると、雪渓はガスの中に消えかかる。

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御鉢平2
11:58=標高2000m
御鉢平展望台

雪渓を通過して、ゆるやかな尾根を下ると御鉢平展望台だが、相変わらずのガス。

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シャクナゲ群落
12:26=標高1890m
キバナシャクナゲの群落
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御鉢平を眺める場所だけれど、このお天気じゃあきらめよう。ここから先は「雲の平」である。キバナシャクナゲの大群落とエゾコザクラが見られ、黒岳にはコマクサが咲く。

お花とお山にカメラを向けながら、けさ通ってきた黒岳−大雪山層雲峡ロープウェイ駅へ戻る。

エゾコザクラ
コマクサ
* 写真の標高は GPSと地形図による推定



私たちがロープウェイ駅へ向かう時間に、まだ登ってくるハイカーが沢山いる。しかし、お天気は明らかに下り坂である。

リフト乗り場に到着は午後2時23分。変化に富んだ素晴らしいハイキングだった。