吾妻小富士と桶沼みちのく残雪トレッキング5
GPSによるコース記録と山行レポート
LR
概要吾妻小富士と桶沼 -- 残雪を楽しむ
山行時期2017年4月10日
天候晴れ・曇り/-1℃(9時50分=標高1575m)
所要時間 2時間22分 = 1時間18分(歩行)+ 1時間04分(休憩)
行程 【浄土平 9:54】-【10:28 吾妻小富士 最高点 10:36】-【11:12 浄土平 11:20】-
-【11:26 桶沼 水面 11:55】-【11:57 桶沼 展望所西 12:02】-【12:16 浄土平】
【経由地】以外の各区間で休憩 4-10分
登山口浄土平駐車場:駐車100台 /浄土平レストハウス内にトイレ
コースマップ

吾妻小富士 へ

LL L C R RR

除雪による磐梯吾妻スカイライン再開通が2017年は4月第2土曜日の8日だった。その二日後、お天気が良さそうなので浄土平の残雪を踏みに・・・



9:56=標高1577m駐車場ゲートから
駐車場ゲート
登山口
9:56=標高1577m登山口

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磐梯吾妻スカイラインはスタッドレスでも日陰に入るとスリップするのを感じる。流れた融雪水が朝夕の低温時に凍結する。

浄土平レストハウスの玄関前に駐車。支度を終えて、スタートは9時54分。

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予想よりも吾妻小富士の残雪が少ない。雪が風で飛ばされるのだろう。それとも地熱?

駐車場から車道を越えれば登山口。この「吾妻小富士・標高1707m」は山頂に置く標識みたいだ。この場所なら「吾妻小富士・登山口」ではないだろうか。

お鉢
10:09=標高1635mお鉢を一望

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標高差60メートルほど木段を登り、お鉢の縁に到着。ぐるりとお鉢を一望できる。時計まわりに外輪稜線をめぐろう。

最高点へ
10:19=標高1650m最高点1707mへ

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ゆるい砂礫の稜線をたどって最高点へ。足もとの砂礫にところどころで霜柱が立つ。

東吾妻山
10:33=標高1707m東吾妻山:最高点1707mから

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間もなく吾妻小富士の山頂1707mだ。ここに山頂標識はない。100メートル先にも同じような高さのピークがある。

西側を眺めると、スノーシューで5年前に歩いた東吾妻山が座る。

10:40=標高1706m一切経山:1706mピークから
一切経山
箕輪山
10:42=標高1706m箕輪山:1706mピークから

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隣りのピーク1706m。

蓬莱山から一切経山の山なみ。蓬莱山は春スキーやスノートレッキングのシーズン。

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南側に視線を移すと、奥に安達太良連峰の最高点箕輪山を見つける。目をこらせば鬼面山の姿も。

10:46=標高1693m最高点1707m(左)・ピーク1706m(右)
ピーク1706m
蓬莱山
10:47=標高1693m東吾妻山・蓬莱山・一切経山

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ふり向いて見ると、最高点1707mともう一つのピーク1706m。

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東吾妻山・蓬莱山・一切経山と並んで・・・

桶沼
10:57=標高1673m桶沼

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つぎの目的地、桶沼が隣りに見えてくる。残雪の白さと対比して、黒い帯状の針葉樹林が外輪稜線に際立つ。青い水面は雪の下だ。

浄土平へ 11:04=標高1632mお鉢の縁から浄土平へ

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お鉢の外輪を一周し、浄土平へ引き返す。マイカーに立ち寄ってから桶沼へ向かおう。

* 標高は GPS測位と地理院地図による推定

桶沼 へ

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桶沼へ
11:24=標高1573m桶沼へ

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桶沼へのきょうのコース取りは、吾妻小富士から俯瞰して見当をつけた。浄土平で小休止して11時20分に再スタート。

車道と橋を経由して桶沼の麓に入る。シラビソなどの疎林の雪原なので、立ち木を避けながらも自由に歩ける。

水面に降りて
11:35=標高1600m水面に降りてみる

拡大 桶沼パノラマ

桶沼の縁となる外輪稜線まで高低差30メートルしかない。難なく稜線を越えて水面に到達。無雪期には入れないので、私にとっては未踏地だ。

待った! 水面をよく見ると変色している。水面より数メートル手前で急停止する。

11:37=標高1600m西側に水面がのぞく
水面がのぞく
ヒビ割れ
11:38=標高1600m東側の水面にはヒビ割れ

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西側を見ると、何か人工物がある。それに雪庇の直下は水面がのぞいてる。

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東側の水面にはヒビ割れが始まっている。近づいてはいけないようだ。斜面に立つ樹木なら安全なので、腰かけて食事休憩とする。

水面がのぞく
11:59=標高1605m水面がのぞく:桶沼展望所(西)から

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登り返して外輪稜線を西側に移動すると、変色した水面が確認できる。

桶沼の水面
12:03=標高1605m桶沼の水面を見下ろす:桶沼展望所(西)から

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桶沼展望所から桶沼を見下ろす。対岸は稜線から水面近くまで針葉樹林帯だ。

横顔
12:03=標高1605m吾妻小富士の横顔:桶沼展望所(東)から

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吾妻小富士の横顔。こちらから見ても稜線付近に積雪はない。

外輪稜線から、適当に木立を避けて下ったものの、車道の手前になって急斜面に出合う。右に迂回して浄土平に入る。

駐車場に到着は12時16分。2時間余りのゆったりトレッキング。吾妻小富士ではハイカー数名に出会ったが、桶沼のほうは私たちの貸し切りだった。

* 標高は GPS測位と地理院地図による推定


雪壁
磐梯吾妻スカイラインの雪壁

帰路の磐梯吾妻スカイラインは、場所によっては3メートル以上の雪壁に囲まれる。これが融けて車道で凍ると危ない。

毘沙門沼
磐梯山:五色沼(毘沙門沼)と

帰路には時間があり、五色沼のひとつ毘沙門沼に立ち寄る。毘沙門沼の青い水面に映る磐梯山は絵ハガキ的に美しい。

今頃の五色沼の散策コースは木道や標識が残雪に埋まる。登山靴を履いて身支度をしていると、隣りに駐車したお方がそのコースについて尋ねてくる。道に迷いやすいし、それなりの装備が必要なので、毘沙門沼の周りだけ見物するよう薦める。