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利尻山:利尻富士
GPSによるコース記録と山行レポート
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北麓野営場から 利尻山 鴛泊コース

時期2008年6月26日
所要時間 9時間39分 = 8時間10分(歩行)+ 1時間29分(休憩)
= 4時間51分(登り)+ 30分(山頂)+ 4時間18分(下り)
行程 【北麓野営場 4:59】-【7:52 八合目 7:54】-【9:50 利尻山 10:20】-
-【11:41 八合目 11:48】-【14:38 北麓野営場】
登山口北麓野営場:駐車25台/トイレあり
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コースマップ

北麓野営場−山頂鴛泊コース

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この夏、北海道山旅の第一歩が私の大好きな利尻山。フェリーを乗り継ぎはるばる二度目の訪問


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北麓野営場
4:59=標高205m
北麓野営場
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宿を出て登山口の北麓野営場に乗りつける。すでに駐車場には身支度をする人やミーティング真っ最中のグループが集まっている。 私たちも支度を済ませ、管理棟に備えつけられた登山届を書いて4時59分出発。

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舗装路
5:01=標高230m
甘露泉水まで舗装された登山道

甘露泉水までは特別きれいに整備された登山道が続く。平日とは思えない賑わいで、さすが憧れの利尻山だ。私たちのような中高年ハイカー、それにガイド引率の団体ツアーが何組も押し寄せる。

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三合目
5:08=標高270m
甘露泉水:三合目
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甘露泉水なんて名付けられた水場だから、通り過ぎるわけにはいかない。口に含んでも味の違いは・・・そういえば甘露かな。

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ポン山分岐
5:11=標高290m
ポン山との分岐
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すぐ二俣の分岐になり、ここは直進。左に入ればポン山や姫沼に続く。三合目を過ぎるとふつうの山道である。 野鳥のさえずりが聞こえ、木漏れ日が射しこんでいい気分。まだまだ傾斜はゆるい林間コースだ。

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礼文島
6:10=標高625m
礼文島が見える:五合目
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五合目付近になると、ようやく視界が開けて島の海岸線が見えるようになる。 この日、往路は低い雲海がわずかに視界を遮ったが、復路は快晴にめぐまれ礼文島をすっきりと望めた。画像は復路で再撮影。

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六合目
6:33=標高760m
第一見晴台:六合目

標高が上がるに従い、どこも見晴らしは良いが、あらためて六合目に第一見晴台の標識がある。

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六合目半
6:39=標高800m
トイレブース:六合目半

第一見晴台から5分ほどで、最初のトイレブースのある六合目半だ。

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七合目
6:56=標高890m
七曲:七合目

尾根づたいのコースは、この辺りからしだいに勾配を増す。GPSマップにもジグザグの軌跡が残っている。文字通りの七曲だ。

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八合目から
7:52=標高1215m
山頂を見る:八合目から
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何回もジグザグを繰り返して高度を上げる。視界が開けて三角点1218m付近にある石碑「昭和八年六月・・北海道庁長官・・・」に到着。八合目だ。長官山の山名由来はこれか?

利尻山の雄姿がせまる。ここも撮影スポットだが、すこし先にある標高1250mの無名ピークからの眺めもいい。

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避難小屋
8:06=標高1230m
避難小屋

1250mピークを越えた鞍部に避難小屋がある。小屋の内部を覗いてみると、一部が中二階の造りで10人くらい泊れそうだ。

ここで避難小屋から山頂の標高の高いところで見かけた花たち。まだ夏の初めでチラホラ。それでも厳しい環境でけなげに咲く。

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チシマフロ1230m
ウコンウツギ1260m
タカネナナカマド1325m
ミヤマアズマギク1340m
ハクサンイチゲ1560m
エゾノツガザクラ1710m
標高1230m
標高1260m
標高1325m
標高1340m
標高1560m
標高1710m
標高1710m
タカネナナカマド
ウコンウツギ
チシマフウロ
エゾノツガザクラ
ハクサンイチゲ
ミヤマアズマギク
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九合目
8:40=標高1410m
トイレブース:九合目
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石をガラガラと敷きつめた浮石の登り坂になる。九合目に到着、「ここから正念場」の標識に心身を引きしめる。

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ガレ場
9:32=標高1610m
上部は浮石と砂礫のガレ場
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見上げれば、山頂への急登坂に威圧されそうだ。赤い火山礫が崩れて足場が悪い。 ロープを手繰ったり、ストックで支えたり、慎重に高度を上げる。踏み出す足もとから砂礫が流れおちる。下る人とのすれ違いでは待たなければならない。

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利尻山
9:50=標高1719m
利尻山:北峰1719m

私たちも含めた多くのハイカーが訪れたことによる浸食だろう。9年前よりコースの崩壊が進んだ。

山頂には9時50分に到着。北峰に山頂標識と祠があり、南峰への道は柵で閉鎖。

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鴛泊港
鴛泊港
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地図のように海岸線と鴛泊港が小さく・・・

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ろうそく岩
南峰・ろうそく岩
* 写真の標高は GPSと地形図による推定
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10時20分、見晴らしを堪能し、別れを惜しみつつ山頂を離れる。14時38分、北麓野営場に到着。標高差で1510m、所要時間は休憩を含んで往復9時間39分である。 今の私たちとって、長丁場できついコースだ。

9年前は同じコースを5時間30分で往復。
このときは午前4時30分に出発、山頂が8時15分-8時35分、10時過ぎには北麓野営場に帰る余裕の山行だった。 この記録の違いと歳月は、わが身の衰えを思いっきり知らされる山旅になった。

ポン山

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登頂の翌日も好天に恵まれ、島をぐるりと観光した。その中のふたつ。利尻山を見晴らせる絶好のスポットでひと汗かく。


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姫沼分岐
標高365m
姫沼分岐

ポン山
甘露泉水のすこし先の分岐から南西に分け入る。10分余りで姫沼との分岐に至る。

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ポン山から
標高444m
利尻山:ポン山から
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暑い陽射しをガマンして巻き気味に登ると、木陰の尾根に取り付く。なだらかな道をたどればポン山444mの山頂だ。

ペシ岬

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ペシ岬から
標高92.3m
利尻山:ペシ岬から
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ペシ岬
鴛泊港の北側に突き出した標高92.3m三角点、ペシ岬から眺める景色は実に雄大。

この後、海岸線をドライブしながら、姫沼−オタドマリ沼−仙法志崎−沓形と回って、姿を変える利尻富士を眺めまわす。