日光白根山 2
GPSによるコース記録と山行レポート
LR
概要丸沼高原から 残雪の周回コース
山行時期2015年6月7日/晴
所要時間 5時間25分 = 4時間25分(歩行)+ 1時間00分(休憩)
行程 【山頂駅ロックガーデン 7:58】-【8:30 七色平分岐 8:30】-【8:45 六地蔵分岐 8:45】-
-【9:24 座禅山コル 9:30】-【10:38 北峰 10:40】-【10:49 白根山 10:49】-
-【10:57 南峰 11:21】-【12:48 七色平分岐 12:48】-【13:28 山頂駅】
【経由地】以外の各区間で休憩 0-11分
登山口丸沼高原スキー場:駐車無料/売店トイレあり
日光白根山ロープウェイ:往復2,000円/運行8:00(土日7:30)〜16:30
コースマップ

「弥陀ヶ池ルート」で白根山

LL L C R RR

ロープウェイを利用して日光白根山に登頂する。梅雨入り前は天気予報も難しそう。なので移動性高気圧を気長に待っての山行となる。


白根山
7:51=標高2000m白根山の西面

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山頂駅に降りれば目の前に、白根山がドンと座る。日光側から見る姿とは違って、西面もまた秀麗。積雪期や秋などにも訪れたが、山頂までスッキリ見えたのは初めて。

標高2000mのロックガーデンは高山植物の花壇。シラネアオイや、ほかにもエゾノツガザクラやチングルマなどが開花中。シラネアオイを見に訪れる観光客が多い。

山中に自生するシラネアオイを期待したが、出合えることはなかった。

シラネアオイ開花中・・・白いシラネアオイ シラネアオイ 白い花
ツガザクラ チングルマ エゾノツガザクラチングルマ

8:01=標高1995m二荒山神社
二荒山神社
ゲート
8:01=標高1995m鹿よけゲート

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身仕度を済ませて7時58分出発。
歩きだしてすぐに二荒山神社の赤い鳥居が目に入る。感謝と安全を祈って参拝。

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赤い鳥居の向かいに鉄製のゲートがある。シカの食害防止柵だ。出入りしたらロックするようになっている。

登山道
8:05=標高2000m広い登山道

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クルマが走れそうな登山道。こんなに広くて平らな道がどこまで続くのか。私たちの前後の視界には、登頂をめざすハイカーが数名見えかくれする。

木段
8:17=標高2050m木段

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やがて道幅は狭まり、地ノ池地獄の分岐を通り過ぎ、斜度が増してくる。あちらこちらで消えつつある残雪が目に入る。

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短い急登が一段落して、岩の上には大日如来が座っている。小さな祠は雪で押しつぶされたのか、傾いて窮屈そう。

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大日如来 案内板 8:28=標高2115m 大日如来
七色平の分岐
8:30=標高2115m七色平の分岐

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ほどなく七色平の分岐に着く。ここまでの道中ではハイカーが点々と前後に見えていた。全員が白根山ルートを直進して、七色平方面に向かうのは私たちだけになる。

8:33=標高2110m七色平避難小屋
避難小屋
七色平
8:34=標高2110m七色平を通過

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数メートルの段差を下ると、すぐ先に七色平避難小屋が見えてくる。小屋は無人だった。

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小屋の北側に小さな湿原。七色平の案内板があり、お花はまだ咲いていない。

残雪・倒木
8:35=標高2110m残雪・倒木・・・

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白根山ルートのほうはメインで、私たちの辿るのはマイナーらしい。湿原が終わってシラビソ林に入る。適当に赤リボンがあり、倒木は目立つし、残雪も増える。

現在地から白根山へ向かうには、谷筋を通る弥陀ヶ池ルートと、山腹を巻く座禅山ルートの二つがある。地理院地図で、弥陀ヶ池ルートは手前で分岐するように描かれる。

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その分岐点を探しまわるが、標識も踏み跡も分からない。弥陀ヶ池ルートをあきらめて座禅山ルートに変更しよう・・・そう決めて少し進むと、お目当ての道標を発見。

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六地蔵の分岐 座禅山へ 8:46=標高2095m 六地蔵の分岐を経て 座禅山コルをめざす

GPSによれば、地理院地図の分岐点に分岐はなく、実際には100m北にズレる。ちょっと惑わされて、ようやく分岐にたどり着く。

谷筋は残雪
8:53=標高2130m谷筋は残雪が続く

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ともあれ、予定のルートに乗れてひと安心。

谷筋は残雪が続く。アイゼンは要らないけれど、カチカチ雪でキックステップは通用しない。ここを下山で通過すれば苦労しそう。

倒木
9:07=標高2220m倒木ちらほら

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倒木がチラホラ。このルートに入ってから誰にも行き会っていない。しっかり鳴るようにクマ鈴を再セットする。

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傾斜がゆるくなり、辺りが明るく開ける。座禅山のコルに到着だ。東側に雪田があり、菅沼登山口からのハイカーが登ってくる。ザックを下ろして小休止。

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座禅山コル 雪田・弥陀ヶ池 9:24=標高2290m/座禅山のコル 東側に雪田・弥陀ヶ池がすこし見える
山頂部
9:40=標高2340m山頂部

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ようやく白根山に取り付き、見あげると溶岩ドームがゴツゴツと・・・

この標高ではミネザクラは満開を過ぎたようだ。少し上部のまだ開花しないミネザクラもある。足もとには芽吹いて間もないギボウシのじゅうたん。

溶岩ドーム 9:50=標高2390m山頂部のズームアップ

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溶岩ドームが近づいてくる。点々とハイカーが連なる。お空は紺碧、移動性高気圧の勢力範囲だ。

弥陀ヶ池と菅沼
10:09=標高2460m弥陀ヶ池と菅沼、燧ヶ岳・平ヶ岳・会津駒

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ふり返って絶景。
足もとに弥陀ヶ池と菅沼、双耳峰の燧ヶ岳、遠く平ヶ岳や会津駒ヶ岳が広がる。

岩場 10:23=標高2510m岩場:山頂は近い

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山頂に近づけば急登になる。標高2500mあたりで右手の岩尾根をめざして岩登り状態。落石に注意しながら慎重に・・・

山頂駅や丸沼
10:31=標高2540m山頂駅や丸沼

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岩尾根に乗ると、岩峰の向こうに山頂駅や丸沼・・・遠く至仏山や地平線上に上越国境の山々が連なる絶景。

山頂は大混雑 10:40=標高2570m山頂は混雑:北峰から

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山頂に近づいてハイカーが増える。手前にある北峰は至るところで先客が休憩中。梅雨空の中で貴重な晴天、日曜日でシラネアオイの開花など好条件が重なっての満員御礼。

三角点 10:49=標高2578m三角点標石のある山頂:最高点

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やむなく三角点のある山頂2578mに移動してみる。こちらはさらに過密。山頂ショットをあきらめて足もとの三角点だけ、登頂の証拠をパチリ。

南峰からふり返る 10:58=標高2565mまだまだ山頂は混雑:南峰からふり返る

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隣りの南峰へ移動する。祠の付近で休憩場所をようやく確保。

山頂にとどまるのは、ざっと三百人くらい。各々三十人ほどのグループがいくつもある。駐車場で見たバスツアーらしい。こんな賑わいは私の登山歴で初めてだ。

* 標高は GPS測位と地理院地図による推定

「白根山ルート」で下山

LL L C R RR
旧火口
11:22=標高2540m南峰直下の旧火口

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休憩後、祠のある南峰を11時21分離れる。旧火口の縁を通って下山を開始。

下山路
11:24=標高2540m下山路

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このルートは岩場がなく緩傾斜なので、登り下りともに利用しやすい。弥陀ヶ池ルートは山頂直下に岩場ありなので、下りは苦手。

同じルートを往復するよりは周回したい。そんな思いから、時計まわりに周回する山行プランにした。

道標
11:36=標高2450m道標:ロープウェイ2.6km/山頂0.5km

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この道標のように距離や所要時間が示されるのは、七色平までの区間でこれだけ。こうした道標がいくつか設置されれば、登り下りの励みになる思う。

林間歩行
2:22=標高2175m林間歩行の始まり

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高度が下がると樹木がポツポツ現れる。標高2200m付近から林間歩行が始まる。

道標
12:43=標高2145m道標

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ひさびさに立っている道標だが、「白根山/七色平」だけ標示・・・何とも素気ない。

この先は七色平分岐に出合い、平らになった往路を辿る。山頂駅13時28分に到着。休憩込みの5時間25分の充実した山行だった。

時間はあるので、ロックガーデンの花壇で高山植物をゆっくり見物。