太平山 晃石山 馬不入山 岩船山を縦走
GPSによるコース記録と山行レポート
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mtmtmt 太平山系を縦走関東ふれあいの道
更新2014年5月14日
n1 客人神社−謙信平−太平山
n2 太平山−ぐみの木峠−晃石山
n3 晃石山−桜峠−馬不入山
n4 馬不入山−広域農道−岩船山−岩舟駅
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コースマップ

まろうど
1.客人神社から 太平山へ 【客人神社】33分 ⇒【謙信平】 27分⇒【太平山】

客人神社鳥居
標高50m客人神社の鳥居

この登山口の近くに駐車場がないこともあって、JRや東武線を利用するハイカーが多い。客人神社の近くを通って登山口へ。

登山口
標高50m客人神社コース登山口

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神社の西隣りを進むと登山口があり、「大典記念・・太平山神社・・・」と記された石碑が立つ。しばらくは石段が連続するが、すぐ隣りにもジグザグの山道がある。

庭園
標高205m小さな庭園に出る:トイレあり

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標高135m付近で 林道下皆川線 を横切る。なだらかで広い山道が続き、階段を登りきると、小さな庭園に出て車道に合流する。わきに蕎麦店とトイレがある。謙信平へは車道に沿って遊歩道を進む。

謙信平駐車場
標高225m謙信平駐車場:車道の両側3ヶ所60台・トイレあり

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謙信平の南東に広がる展望は「陸の松島」と形容され、沿道には園地・駐車場・展望台と続き、茶店が軒を連ねる。

ショートコースとして、謙信平の駐車場に車を置いて歩きだすハイカーも多い。

あづま家
標高225m茶店「あづま家」前の分岐:向かいにトイレあり

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「路傍の石」山本有三の文学碑を過ぎて、茶店「あづま家」で車道と分かれる。鳥居をくぐり抜けて、ゆるい石段が続く。

太平山神社
標高255m太平山神社

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石段を登りきれば太平山神社。境内は社殿・拝殿・交通安全社・稲荷神社など弧状に一列となって南東向きに並ぶ。

登山口
標高255m祠の隣りに登山口

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参拝を済ませたら北側へ進む。ここから先が「関東ふれあいの道」なのだが、その登山口は注意しないと見落としそうだ。境内北側にある横に長い祠の隣りに、隠れるように登山口はある。

狭い登山道も栃木市を見晴らせたり、ゆったり緩やかな道に変わる。

巻道分岐
標高305m巻き道との分岐

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この分岐でしめ縄をくぐり尾根道へ進む。左に分岐する巻き道は山頂越えをした後に、尾根道にまた出合う。

富士浅間神社
標高341m太平山 富士浅間神社

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分岐から太平山までは標高差で40m足らず。山頂には富士浅間神社があり、社殿の裏側が小高くなっている。ベンチが置かれた休憩スポット。

* 標高は GPS測位と地理院地図による推定

2.太平山から 晃石山へ 【太平山】11分 ⇒【ぐみの木峠】25分 ⇒【晃石山】

富士浅間神社
標高341m太平山 富士浅間神社

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太平山から岩船山へ、ピークをいくつ越えるか楽しみな尾根歩きが始まる。

コース
縦走コース

巻き道に出合う
標高300m巻き道に出合う

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太平山の東側に比べ、西側は急斜面だ。それでも、数分下って巻き道に出合えばあとはゆるやかになる。

ぐみの木峠
ぐみの木峠 雪化粧
標高285mぐみの木峠

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急登が終わるところがぐみの木峠である。

ほどなく林道に出合い、電波塔などが見えたらぐみの木峠である。枝ぶりのいいグミが迎えてくれる。

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2月半ば、雪化粧をした時のぐみの木峠。

ぐみの木峠から高度を上げていくと、尾根道はスギ林からヤマザクラやコナラが目につくようになる。

見晴し
標高325m筑波山と大平町:見晴し

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小さなピークとコルの起伏をくり返し、やがて南東側に開けた展望所に着く。運よく好天ならば筑波山や加波山が遠望できる。

駒の爪
標高380m駒の爪

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さらに「駒の爪」という岩塊が道ばたに現れて、急登も終わる。形が蹄に似ているし、貝のような化石も刻まれる。

作業道
標高385m建設中の作業道:駒の爪付近

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かねてより建設中の作業道がここまでできている。稜線の北側に並行して電波塔付近を通って晃石山の手前まで続く。ところで何の施設かな?

こんな作業道をわきに見ながら平坦なスギ林の道を西へ進む。

晃石山
標高419m晃石山 山頂

パラグライダー場を過ぎ、すこし下ると晃石神社への分岐になる。尾根道を進めば山頂は近い。

日光連山
標高419m日光連山

山頂から北西方向の展望がきく。左から赤城山、日光白根山、男体山、そして右に鶏頂山が見える。お天気がよくて見えるとすれば、こんな パノラマが広がる。

山頂から
標高419m山頂から 岩船山・三毳山

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南西方向には馬不入山へと尾根が続き、その先には岩船山・三毳山が見える。

* 標高は GPS測位と地理院地図による推定

3.晃石山から 馬不入山へ 【晃石山】19分 ⇒【桜峠】28分 ⇒【馬不入山】

晃石山
標高419m晃石山 山頂

尾根を西へ進むコースはあるが、まだ立ち寄っていない晃石神社が山頂直下にあり、いったん南へ下る。

コース
縦走コース

晃石神社
標高388m晃石神社

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晃石神社は昔々、山岳信仰で建立され、夜になると輝く「神石」があったとか。山名由来を記した案内板がある。境内にはテーブルがあり、いい休憩スポットになっている。

390峰
標高390m青入山

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桜峠まで四つの小ピークを越える。そのひとつが390m峰で、清水寺との分岐にもなる。近年になり「青入山」なる標柱が立った。ここを歩いて二十年、初めて目にする山名だ。

標柱を設置した「太平山南山麓友の会」によると・・・山名由来は不明だが「青入西」や「青入東」の地名はある。青入山は江戸時代には幕府直轄であり「青入御林」と呼ばれ、地元農民が管理を任されていた、との由。

掲示板
2004年=標高200m南麓にあった県営林の掲示板

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記録写真を調べてみると、県営林「青入」という古い掲示板を見つけた。青入山の山頂から南東に、清水寺に近い標高200m付近の山林にそれがあった。板面に「西山田青入西」などの地名がある。

手すり
標高330m手すりのある階段

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なだらかな道が続いたあとは桜峠まで高低差60mの急坂で、階段と手すりがついている。

桜峠
標高275m桜峠

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やがて東屋とヤマザクラの古木がある桜峠に到着である。花の季節、「桜峠万本桜」と呼ばれ、清水寺から眺めると、新緑とヤマザクラのきれいな彩りを見せてくれる。

桜峠付近は2011年春に北西側のスギ林が伐採され、かわりに諏訪岳や唐沢山が見えるようになった。

道標
標高330m道標:馬不入山0.4km/桜峠1.0km

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桜峠から馬不入山方面はハイカーが少なくなる。なだらかなアップダウンが数回あり、途中の道標に馬不入山まであと0.4km。

馬不入山
標高345m馬不入山

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尾根歩き最後の急坂を登りきって、平らな尾根の南西端が馬不入山。西側が開けて、近くに大明神山、向うに諏訪岳が見える。

晃石山
標高345m晃石山(右端):馬不入山の北東側に見える

馬不入山のあたりは、峠越えの通路に使われた昔々、馬も通りにくい難所だったとか。そんな山名由来の看板がある。

* 標高は GPS測位と地理院地図による推定

4.馬不入山から 岩船山へ 【馬不入山】19分 ⇒【広域農道】36分 ⇒【岩船山】16分 ⇒【岩船駅】

馬不入山
標高345m馬不入山

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ここから先、大明神山をへて岩舟町運動公園に下るコースもある。私たちは広域農道口に下りて岩船山へ向かう。

コース
縦走コース

255m峰
標高255m255m峰:道標「関東ふれあいの道」

馬不入山から255m峰とコルまでは滑りそうな荒れた斜面だ。コルに着いて高低差30mほどを登り返すとこのピークである。

階段
標高170m階段が続く

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255m峰の直下から丸太の階段が200段。好みもあるけれど、この下り急斜面には階段のほうが足もとが安定する。

195mコブ
標高195m標高195mのコブ:サブコースが西へ分岐

195mのコブまで100段の階段が二ヶ所。送電線の鉄塔が立つ所から広域農道の登山口まで、さらに150段ほどの階段が続く。

このコブから西へ分岐するコース(マップ線)は 岩舟運動公園に下るショートカット。近年、はっきりした踏み跡がつき、入山口は林道の一時停止標識わきにある。

登山口
標高95m広域農道に面した登山口

階段を降りて広域農道に出合い、馬不入山の登山口になる。数台の駐車が可能。

車道を横断し、階段を下ると「関東ふれあいのみち」の道標が立つ分岐だ。この先、岩舟運動公園へ向かうコースはある。私たちは裏参道を通って岩船山を越える。

分岐点
標高90m広域農道下の分岐点

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馬不入山の登山口から、車の往来に注意しながら広域農道を渡る。階段下の分岐で道標にしたがい岩舟駅・岩船山方面へ進む。コース右側の林の中に溜池がある。

鷲神社
標高65m車道に平行して参道のある「鷲神社」

200mほどで車道に突き当って右折。すぐに車道沿いに鷲神社があり、反対側に二番目の溜池がある。

東側の里から
標高50m東側の里から見る岩船山

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このコースで四番目の溜池を過ぎると右手に岩で刻まれた岩船山が現れる。東日本大震災によって北側は山体が割れてしまった。震災前後の画像を 拡大 で比較できる。

仁王門
標高135m高勝寺 仁王門

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のどかな里を過ぎて、裏参道に入る。車道としてはかなりのジグザグ急登坂だ。高勝寺の仁王門をくぐって境内に入り、伽藍づたいに苔むした石畳を進む。

広場
標高165m山頂直下の広場

やがて北西側を見晴らせる広場に出る。切れ落ちた崖下に眼を転じると、砕石されて露出した山肌が広がる。

岩船山頂から
標高172.8m岩舟町:岩船山頂から

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山頂はすぐそこである。岩船町を見下ろす断崖に三角点172.7mの標識がある。山頂には小休止するような平らなところがない。

三重塔
標高135m高勝寺 三重塔

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卒塔婆が並ぶ下山路を進む。三重塔を通過し正面にまわって見上げると、すばらしい造りに感動。

登山口
標高35m登山口を振り返る

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断崖の上にある展望台を過ぎると、600段余りの石段が続く表参道となる。標高差100mを下って車道に突き当ったところが表参道の登山口である。

JR岩舟駅
標高30mJR両毛線 岩舟駅:のどかな休日の朝

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登山口から300mほどで両毛線岩舟駅にたどり着く。休日ためか駅前といっても人通りがなく、のどかな佇まい。

* 標高は GPS測位と地理院地図による推定

その他のコースは・・・

太平山あじさい坂・客人神社から
晃石山大中寺・清水寺から
馬不入山・大明神山岩舟町運動公園から
岩船山表参道コース・裏参道コース
太平山系を縦走関東ふれあいの道・稜線をたどる道