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北八ヶ岳スノーシュー
GPSによるコース記録と山行レポート
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縞枯山 2:縞枯山と茶臼山を周回

時期2010年2月21日
気象快晴/気温 −8℃(山麓駅)/積雪 100cm(HP公表)
所要時間 4時間11分 = 3時間07分(歩行)+ 1時間04分(休憩)
行程 【山頂駅 9:04】-【9:46 縞枯山 10:01】-【10:48 茶臼山 10:53】-
-【11:34 五辻 11:40】-【12:20 下降点 12:25】-【13:15 山麓駅 駐車場】
【経由地】以外の各区間で休憩 0-14分
登山口ピラタス蓼科スノーリゾート
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コースマップ

山頂駅から 縞枯山−茶臼山へ1時間14分

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山頂駅から
縞枯山:山頂駅から
9:04=標高2233m

移動性高気圧がやってきた。日曜日とあって100人乗りのゴンドラは満員だ。ぎりぎり始発に間に合って山頂駅に降り立つ。 ハイカーは三分の一くらい。それが一斉にアイゼンやスノーシューを着けはじめる。取りあえず私たちはツボ足のまま、ひと足お先に出発。

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雨池峠へ
雨池峠
9:10=標高2250m

山頂駅の標高は2200mを越え、縞枯山と北横岳がせまる。実は5年前、このあたりに広がる雪原に誘われ、新コース発見!とばかりに縞枯山へ直登した。 踏破したもののシラビソと深雪ラッセルには苦い記憶がある。今日はごく普通のコースを歩く。

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縞枯山荘
北横岳をバックに縞枯山荘
9:16=標高2240m

樹氷が美しく、紺碧の空にお日様がまぶしい。厳冬期でも遠来のハイカーで賑わうわけである。

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縞枯山
縞枯山を見上げる
9:17=標高2240m

ゆえに幅の広いトレースができる。ラッセルしなくて済むではないか。新雪を踏みたければわき道に入ればいい。そう自分に言い聞かせて楽しもう。

山荘の前から見える縞枯山も、シラビソがぎっしりと集まって森を作っている。森の中に気ままな踏み跡をつけて登りたくなる。そんな想いを振りきり、間もなく雨池峠の十字路に着く。

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雨池峠
道標
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9:21=標高2245m
雨池峠
十字路:雨池峠
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暗い林間コース
暗い林間コース
9:36=標高2345m

縞枯山へ右折して登りはじめると、対照的に暗い林間コースになる。途中でアイゼン装着の大パーティとすれ違う。 夏道から派生した複数のトレースがあり、選りどり見どり。

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山頂標識
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縞枯山 山頂標識
9:46=標高2403m

山頂に近づくと急登になり、それでも雨池峠から25分で山頂標識に至る。 この標識から約70m南東寄りが標高点2403mになっていて、こっちのほうがわずかに高いし眺望もいい。

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縞枯山から中央ア
9:50=標高2403m
中央アルプスー御嶽山−乗鞍岳:縞枯山から
* 写真の標高は GPSと地形図による推定

まさに感動的な眺めだ。八ヶ岳・中央ア・御嶽・乗鞍・北アの大パノラマが透明な大気のなかに広がる。ほぼ無風の山頂で至福のときを過ごす。

ここからは下りが中心になる。凍結していないのでツボ足でも歩けそうだが、せっかく担いできたスノーシューを着ける。

茶臼山−五辻−山麓駅へ下る1時間53分

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直角ターン
10:06=標高2395m
直角ターン

尾根づたいに4分ほど下ると道標があり、矢印にしたがって急角度で曲がる。もし道標がなくトレースもなければ、誤って直進してしまいそうだ。

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三角点
縞枯山のむこうに北横岳:三角点2386.8mから
10:14=標高2387m

そこから数分下ると小さな鞍部となる。分岐して2386.8m三角点の展望台に至る。 眺望は圧巻で、歩いてきた縞枯山や、赤岳方面の向こうに北岳・甲斐駒・仙丈が遠望できる。

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赤岳方面
硫黄岳・赤岳方面/手前に茶臼山
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茶臼山の山頂標識
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茶臼山の山頂標識
10:45=標高2395m

さっきの鞍部の分岐に戻る。さらに下の鞍部まで標高差70mを下降。その鞍部は五辻方面との分岐になっていて、眺望を求めて茶臼山へ向かう。

そこから3分ほど登ったところに展望台があり、南八ヶ岳の展望が広がる。

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硫黄岳 赤岳方面
硫黄岳・赤岳方面:標高点2384mの茶臼山展望台から
10:53=標高2384m
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五辻
五辻:背景は縞枯山
11:35=標高2150m

茶臼山をあとに五辻まで降りてくると、開けた緩斜面の休憩スポットになる。いくつかのシュプールとトレースが見える。小休止したらロープウェイ方面に登り返そう。

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森林浴展望台
11:59=標高2205m
森林浴展望台

コースは樹林帯の中、縞枯山の西面を巻きながらゆっくり高度を稼ぐ。すでに下山モードにある足腰にとって、この登り返しはけっこう辛い。 樹林が切れてのぞき窓が開いたような「森林浴展望台」に着く。五辻から約20分である。

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下降点
12:18=標高2235m
下降点付近:背景は北横岳
* 写真の標高は GPSと地形図による推定

森林浴展望台の付近から尾根通しに下降するコースを考えていた。 しかし実地に立って俯瞰してみると、シラビソの濃密な樹林帯が山麓へ続き、この中を縫って下降する気にはならない。やはり5年前と同じコースで行くことにする。

ロープウェイに沿って、ほぼ夏道をたどる。 ときおりゲレンデを横切らねばならないが、トレースを追従したり、外したり気ままに歩ける。標高差は470m、約50分の下降である。4時間あまりの雪遊びは午後1時を過ぎて終わる。