.
鎌沼 酸ガ平 浄土平スノーシュー
GPSによるコース記録と山行レポート
L width R width

浄土平から 鎌沼 酸ガ平

時期2013年4月22日
所要時間 3時間59分 = 3時間26分(歩行)+ 33分(休憩)
行程 【浄土平 9:35】-【10:54 酸ガ平分岐 10:56】-【12:15 姥ヶ原分岐 12:21】-【13:34 浄土平】
【経由地】以外の各区間で休憩 3分〜12分
登山口 浄土平:駐車100台/トイレ閉鎖/登山届:ビジターセンター
磐梯吾妻スカイラインと駐車場は無料開放:2013/4/8〜11/15(夜間閉鎖)
bsline
コースマップ

吾妻山・安達太良山 のコースいろいろ

磐梯吾妻スカイライン 浄土平 から

L width R width

思わぬ春の雪で泊まった裏磐梯は一面の銀世界。今シーズンは終わったと思っていたが、今度こそ本当のフィナーレだろう。記録的に遅い4月21日の積雪だとか。


base
磐梯吾妻スカイライン
高さ3mの雪壁:磐梯吾妻スカイライン

通過した磐梯吾妻スカイラインで最も多そうな残雪は、高さ約3mのそそり立つ雪の壁。雪壁のテッペンが白く新雪の層をなす。

base
浄土平から東大巓
9:35=標高1575m
浄土平から東大巓方面
拡大

スノーシューをザックに括りつけ、ビジターセンターに登山届を出す。出発は9時35分。先行者はないが、ほかに単独行1名が身仕度をしている様子だ。

去年の東吾妻山より綺麗に雪化粧。 浄土平でも20センチ以上の新雪で覆われる。酸ガ平の上まで去年はツボ足だったので、そのまま歩きだしたらすぐにズボッ・・・

base
鞍部を目指して
9:56=標高1595m
蓬莱山と一切経山との鞍部を目指して
拡大

浄土平の平坦部が終わり、蓬莱山と一切経山との鞍部を目指して登りはじめる。

base
ラッセル
10:20=標高1665m
気持ちいいけれどきつい新雪ラッセル
拡大

どこにも踏み跡がなく、厳冬期の様相を呈する。新雪のふわふわ感があるし、一歩一歩が嬉しい悲鳴。後続者がそろそろ追いついてラッセルを交代してほしい。

base
酸ガ平分岐
10:55=標高1760m
避難小屋と一切経山方面:酸ガ平分岐
拡大

前から吹きつける風が勢いを増す。酸ガ平に近づくにしたがい、雪を舞いあげてバチバチと顔を痛撃。バランスを崩したり、後ろ向きになって耐える場面が多くなる。

追いついてきた若い単独行者は一切経山に向かうと言う。私たちもそのプランだったが、この強風下では安全サイドに変更。山頂はもっと強風だから気を付けてと、彼とお別れ。

base
鎌沼の沼尻
11:12=標高1765m
東吾妻山:鎌沼の北岸
拡大

木道はほとんど雪の下に隠れる。なるべく木道らしいところを選んで進むが、ときどきドボンと吹き溜まりにはまってスネまで陥没する。 鎌沼北岸の沼尻に着くと、強風が吹き抜けてササ原がいくらか露出する。

base
鎌沼の氷結面
11:12=標高1765m

岸辺に近寄ってみると、吹きさらしの氷結面がわずかに変色。厳冬期なら真っ白なはずだから、やはり春なのだ。

base
酸ガ平方面
11:25=標高1765m
鎌沼から酸ガ平方面
拡大

さっきの沼尻から200m余り、後ろをふり返って酸ガ平方面を眺める。避難小屋は黒い点のように小さくなった。

base
蓬莱山
11:27=標高1765m
鎌沼から蓬莱山
拡大

鎌沼の向こうに蓬莱山が鎮座する。いつか山頂を踏みたいと思うが、密生した森林に手を焼きそう。

base
東吾妻山
11:27=標高1765m
鎌沼から東吾妻山
拡大

そして前方には東吾妻山。上空は目まぐるしく雲が流れ、その影が忙しく湖面を走る。この強風だから山頂はもっときついだろう。

デジカメのパノラマ撮影を試みるが、すべて失敗のアラーム。強風に煽られて姿勢が保てないのだ。あと考えられるのは、雪原の雲影が激しく変化して画像を合成できない?

base
気付かずに鎌沼
11:32=標高1765m
気付かずに鎌沼の中を歩く
拡大

湖面を避けて、斜めになった山側を進む。ところが山側で陸地のつもりが、GPSでチェックすると沼の上を歩いている。吹き溜まりで斜面になったらしい。

base
鎌沼を颯爽
11:34=標高1765m
気付かずに鎌沼を颯爽と・・・

誰もいない広大な雪原を颯爽・・・と言いたいが、気温上昇も手伝って新雪に粘り気がでてきた。スノーシューに付く雪が重い。

姥ヶ原に着くまで、また鎌沼の上にいる。ストックで雪面を突くと、雪の下層が固く変色してそれと気付く。

base
姥ヶ原分岐
12:17=標高1760m
東吾妻山:姥ヶ原分岐から
拡大

雪原が貸し切りの代わりに、柵だけ見えて木道が雪に隠れるため、頻発する踏み抜きや木道のすき間にスノーシューがはまって抜けない。これを外すのが大変。

南岸の沼尻から少し登り返すと道標のある姥ヶ原の分岐になる。去年はあの東吾妻山に登ったんだ。

base
下山コースを探す
12:17=標高1760m
下山コースの標識を探す:姥ヶ原分岐
拡大

分岐に立って目を凝らしても、下山コースの標識が見つからない。ここの下りで、沢筋を避けるべきは分かっている。標識はなくても蓬莱山を北方向へ巻くように心がけよう。

base
吾妻小富士
12:42=標高1720m
吾妻小富士と桶沼
拡大

直下降を避け、つとめて山側へと巻きながら下る。やがて吾妻小富士が姿を現わし、その手前に白い桶沼を従えて・・・

ここに至っても夏道に出合っていないのか、標識は見つからない。

base
竹竿
13:16=標高1595m
竹竿
拡大
* 写真の標高は GPSと地形図による推定

標高1600mあたりまで下がると、小さな起伏が続く複雑な地形となる。ようやく赤リボンの付いた竹竿を見つける。

でも、クネクネ曲がるためにつぎの竹竿が見つからない。竹竿やリボンを探しながら雪解け水が流れる小沢をいくつか渡る。

浄土平の建物や吾妻小富士が見えるので、標識がなくても目標を定めて進行。やがて往路に出合い、13時34分に帰還。