那須高原スノーシュー
GPSによるコース記録と山行レポート
LR
概要那須高原 郭公平・明礬平 を周回
山行時期2014年2月12日/快晴/気温 -2℃(大丸)/積雪100cm(スキー場HP)
所要時間 往路 1時間33分 = 1時間09分(歩行)+ 67分(休憩)
引き返し点 休憩12分
復路 2時間29分 = 1時間58分(歩行)+ 31分(休憩)
行程 【大丸駐車場 8:56】-【9:28 ロープウエイ駅 9:29】-【9:50 峠の茶屋 9:55】-
-【10:29 引き返し点 10:41】-【11:20 峠の茶屋 11:20】-
-【12:09 最初の湯小屋 12:29】-【13:10 大丸駐車場】
【経由地】以外の各区間で休憩 0-11分
登山口大丸駐車場:駐車50台/トイレあり
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コースマップ

那須高原のコースいろいろ

大丸から 郭公平 を登る

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数日前に数十年ぶりの大雪を関東地方にもたらした。那須高原にも多めの積雪があり、スノーシューを楽しむにはいいコンディションだ。


大丸駐車場
8:52=標高1265m大丸駐車場

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いつものように冬季の往路は県道47号沿いの登山道をいく。大丸・ロープウエイ山麓駅・峠の茶屋付近までを「郭公平」と呼ばれ、西側に郭公沢が切れ落ち、その奥に茶臼岳がそびえる。

踏み跡がハッキリ
9:02=標高1295m踏み跡がハッキリ

ザックにスノーシューを括りつけて大丸の駐車場を8時56分に出発。トイレ脇の登山道は階段のはずだが、手すりも埋まる積雪だ。踏み跡がハッキリあり、ツボ足でよさそう。

山麓駅
9:19=標高1490m山麓駅が見え始める

ヤブが開けばロープウエイの山麓駅や朝日岳が現れる。快晴ではないけれど風は穏やかだし、まあまあの空模様。

埋もれた標柱
9:33=標高1490m埋もれた標柱:山麓駅付近の休憩スポット

山麓駅のそばに「那須ロープウエイ」の標柱が立っている。シーズンにはベンチが並んだ休憩スポットになる。今、ベンチは雪の下。

峠の茶屋から朝日岳
9:49=標高1462m峠の茶屋から朝日岳

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峠の茶屋の駐車場に車があるわけない。人影もなく静寂そのもの。岩稜の朝日岳はなかなかアルペン的。雪は強風で吹き飛ばされて舗装面が露出する。

10:00=標高1495m登山指導所 登山指導所
鳥居
10:01=標高1495m鳥居

登山指導所の脇を抜け・・・登山届は宿に出しておいたので、ここはパス。

やっぱり大雪だ。「山之神」の石鳥居がこんなに埋まっているし、すぐ先に鎮座する狛犬さんも見えない。鳥居の脇を通過する。

疎林を進む
10:13=標高1560m尾根に上がって樹林帯を進む

急斜面ながら、踏み跡がしっかりして苦もなく尾根に上がる。ここが一番という深雪を越えて緩やかな低い樹林帯を進む。

石垣の道標
10:29=標高1610m大きな石垣の道標

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低い樹林が消えるとともに火山礫が露出。間もなく追いついてきたハイカー2名は無間地獄・牛ヶ首から茶臼岳をめざすとか。

この先は峰の茶屋まで強風が吹き抜け、今までの積雪が嘘のように消える。

10:30=標高1610m峰の茶屋・剣ヶ峰方面を見上げる:道標にて 峰の茶屋方面
朝日岳
10:30=標高1610m明礬沢の対岸は朝日岳:道標にて

そして、剣ヶ峰の稜線を通過する若い単独行者の姿が見える。三本槍を往復するとか。

でも私たちの目的はスノーシュー歩き。標高1610mにある大きな道標を風よけに展望を楽しみ小休止したら、引き返そう。

* 標高は GPS測位と地理院地図による推定

明礬平 をスノーシュー散歩

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稜線の末端は鬼面山
10:45=標高1585m稜線の末端は鬼面山

峠の茶屋まではほぼ往路をたどる。他に選択肢はなさそうだ。雪が適度に柔らかくて緩斜面なので、まだまだツボ足。

明礬沢の向こうにあるなだらかな稜線の末端は鬼面山、この山名の由来は何だろう。見える限り少しも鬼らしくないけれど。

石鳥居の隣りの橋
11:16=標高1495m石鳥居の隣りの橋

峠の茶屋に近づくと、緩斜面がいったん終わる。ここからスノーシューを装着。往路で直登した急斜面を避けて、踏み跡なしの旧林道を通れば石鳥居の隣りの橋にたどり着く。
ただ雪が深いと、どこに旧林道があるのか分かりにくい。

11:21=標高1470m明礬沢に沿って分岐 明礬沢に沿って分岐
積雪で道が斜め
11:23=標高1460m積雪で道が斜め

登山指導所を通り過ぎ、駐車場に降り立つ。駐車場南端にハイカーが一人見える。これからどこに行くのかな。

駐車場の北端を通って、雪に埋まりそうなゲートを通過。明礬沢に沿った作業道?のような道を進む。地理院地図 では黒い実線として描かれる道だ。

積雪と強風で道が斜めになっている。以前はもっと平らだったと思う。北側に切れ落ちる谷が明礬沢で、この沢に沿って進むのがきょうのコース。

ちなみに峠の茶屋付近から標高1300m付近に広がる緩斜面を「明礬平]というらしい。

明礬沢から噴気
11:29=標高1440m明礬沢から噴気が立ち昇る

明礬沢から湯気のような噴気がもうもうと立ち昇る。急峻な谷底をこわごわ見下ろす。奥の沢の源泉が噴気の中に垣間見える。

ダケカンバの林
11:32=標高1430mダケカンバの林

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ダケカンバが多い林間コース。踏み跡といえばウサギさんだけで緩斜面。作業道らしいのでヤブこぎのない歩きやすいコース。

奥の沢温泉の記念碑
11:36=標高1420m奥の沢温泉の記念碑

立派な記念碑が置かれている。奥の沢温泉は昭和3年に着工されたが、さきの大戦により中断。その後、昭和50年代から再開発が始まり、そして終わった旨が記される。

ここの位置

11:47=標高1400m新雪を踏みしめて 新雪を踏みしめて
縞模様のシュカブラ
11:52=標高1390m縞模様のシュカブラ

キュッキュと新雪を踏みしめて・・・

地図の等高線みたいに縞模様のシュカブラ。

ダケカンバの林
11:55=標高1430mダケカンバの林

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強風が吹き抜けたに違いない、デコボコで斜めになった道。

地肌が出ている
12:06=標高1355m地熱か・・・地肌が出ている

東進するコースが少しずつ旋回して南へ向きを変える頃、深さ1メートル以上ある溝が現れる。引湯用のパイプでも埋設されているのか、それとも地熱なのか。

ミニ湯小屋
12:10=標高1355m最初に出合うミニ湯小屋

溝のすぐ先にはミニ湯小屋に出合う。これは見覚えがある。道らしい延長線上を歩くと胸まで埋まる。地肌が出ていないが、雪の下は空洞になっているようだ。陥没を避けて山側を進むことにする。

ここの位置

地熱で地肌が
12:39=標高1340m地熱で地肌が出ている

ここまでは雪上を歩けたが、白戸川に出合う付近は地熱が高く噴気も昇り、100メートルほど地べたを歩かねばならない。

白戸川の出合を過ぎると、東向きの斜面がきつい勾配で迫る。小さなデブリがあり、雪崩の警戒モードだ。

行く手の作業道は雪に埋没し、すべて急斜面と化してその跡形もない。深雪で直登はできない。

No Image

12:55=標高1320m

雪崩そうな急斜面を横切らねばならない。スノーシューを蹴りこみ、足場を確保するのに精一杯。足もとの雪がサラサラ落ちる。奈落の底に大丸温泉旅館が見え、バランスを崩しそうで、デジカメを構える余裕がない。

標高1300m付近で小雪庇を乗り越えて尾根に乗る。わずか10分間程度で、距離にしたって100メートルほどだが、キツイきついトラバースだった・・・(-_-;)

2009年1月は白戸川出合の手前から大丸の駐車場までツボ足で歩いたのだが・・・

このトラバース区間をマップに太い線でレビューしてみた。地理院地図でも描いた。 マップでは急斜面を想像しにくい。

深雪の場合、このコースは一般的ではなさそうだ。標高1355mの湯小屋付近から旧旭温泉にエスケープするほうが良かったかもしれない。

* 標高は GPS測位と地理院地図による推定